精密機器
精密機器の製造においては、穴をあけるための高精度なドリルが必要不可欠です。例えば、山本精工のマイクロドリルは時計の製造に使われています。時計のケース、文字盤、針、ムーブメント、バンドのそれぞれの部品を取り付けるため、微細な穴を正確に加工する技術が必要となります。このような微細な穴加工での高い精度を提供しつつも、耐久性に優れ長時間の使用でも切れ味を維持します。高品質かつ高効率な加工に関する極めて厳しい要求にお応えしていることが、国内海外問わず精密機器製造業界で採用される理由です。
医療機器
自動車部品
自動車製造では、エンジン部品だけでなく、車体や足回り、インテリアなど様々な部品に高精度なドリルが必要です。山本精工は、1ミリよりも細かい単位での寸法においてあらゆる特殊品に対応し、かつ高精度・高耐久力を示すことのできる数少ないドリルのメーカーです。日本の主要な自動車メーカーの部品製造に使用されてきた実績があり、自動車産業の長い歴史の中で各メーカーが世界的なブランドへと成長する過程を支えてきました。今後も、自動車産業におけるEV化や自動運転など革新的な変化に対応すべく、品質向上と製造効率化のために貢献してまいります。
航空機部品
航空機の外板部品の接合においては、一般的にリベット接合という手法が広く採用されています。リベットにより穴あけされた部品同士を接合することで、軽量性を保ちながら強い振動や衝撃に耐える高い強度を実現しており、航空機の構造において非常に重要な要素であると言えます。山本精工のロングドリルは、リベット接合の穴あけに使用されるため厳格な要求水準を満たしており、航空機の安全性と耐久性の向上に貢献してきております。この他、自動車、鉄道車両、船舶、建設機械、建築物等にもリベットを用いた接合手法が使われています。
プリント基板およびプリント基板検査機器
その他工業製品
弊社のドリルは、様々な工業製品に使用されています。特に微細加工を求められる製品においては、世界随一の精度を誇る山本精工のドリルが最適な選択肢となります。穴あけ加工で0.01ミリ単位での要求仕様がある場合、ぜひ山本精工にご相談ください。
主な使用例:メガネ、ボールペン、鍵、コンタクトレンズ、攪拌機、刻印機、パチンコ台、芝刈り機等